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この記事を読み終えると、Makeを使ってRSSの新着記事をChatGPTで自動要約する仕組みが作れます。所要時間は約15分。プログラミングは不要です。
前提として、以下の2つを用意してください。
- Makeの無料アカウント(make.com で登録)
- OpenAIのAPIキー(
sk-で始まる文字列)
APIキーの取り方がわからない方は、先にこちらを読むとスムーズです。
手順1:Makeで新しいシナリオを作る
- Makeにログインし、左メニューの 「Scenarios」 を開きます。
- 右上の 「+ Create a new scenario」 をクリック。
- 中央に表示される大きな 「+」ボタン をクリックすると、モジュール(処理の部品)を選ぶ画面が出ます。
[画像: Makeのシナリオ新規作成画面]
Makeでは、この「モジュール」を線でつないで処理の流れを作っていきます。今回は「RSS → OpenAI → 出力先」の3つを並べます。
手順2:RSSモジュールで新着を監視する
- モジュール検索で 「RSS」 と入力して選択します。
- アクションは 「Watch RSS feed items」 を選びます(新着が出たら自動で拾う動きです)。
- URL の欄に、監視したいブログやニュースのRSSフィードURLを貼り付けます。
- 例:
https://example.com/feed/(WordPressなら末尾に/feed/を付けるとRSSが取れることが多いです)
- 例:
- 「Maximum number of returned items」 は、まず
5程度に設定します。
最初から100件などにすると、後続のOpenAI処理が一気に走ってAPI料金がかさみます。テスト中は少なめが安全です。
手順3:OpenAIモジュールで要約させる
RSSモジュールの右側の「+」から、2つ目のモジュールを追加します。
- 検索で 「OpenAI」(OpenAI (ChatGPT, Sora, DALL-E, Whisper))を選びます。
- アクションは 「Create a Chat Completion」 を選択します。
- 初回のみ 「Add」 からConnectionを作成し、用意したAPIキーを貼り付けて接続します。
- Model は
gpt-4o-miniを選びます(安価で要約には十分な精度です)。 - Messages で
Add itemを押し、Role を 「User」 にして、Content に次のように入力します。
次の記事を日本語で2〜3文に要約してください。
タイトル: {{1.title}}
本文: {{1.description}}
{{1.title}} の部分は、手で打たずにRSSモジュールの項目をクリックして挿入します(吹き出しで候補が出ます)。
6. Max Completion Tokens は 200 程度にしておきます。
[画像: OpenAIモジュールのプロンプト設定画面]
※MakeやOpenAIのUIは更新が早く、モジュール名やボタンの位置が変わる場合があります。表記が違うときは近い名前のものを探してください。
手順4:要約の出力先を決める
要約結果(Result などのフィールド)をどこに出すか決めます。手軽なのは次の2つです。
- Google Sheets:「Add a Row」で、日付・タイトル・要約・URLを1行ずつ追記
- Gmail / メール:「Send an Email」で自分宛にまとめて送る
3つ目のモジュールを追加し、各欄にRSSとOpenAIの出力をマッピングすれば完成です。
手順5:スケジュール実行をオンにする
- 画面左下の 時計マーク(Scheduling) をクリック。
- 「Run scenario」 を
Every dayなどに設定(無料プランは最短15分間隔)。 - 右下の 「ON」トグル を有効にすると、自動運用が始まります。
まず一度 「Run once」 で手動テストし、要約がきちんと出るか確認してからONにしましょう。
つまずきポイント:うまくいかないとき
- OpenAIモジュールでエラーが出る:APIキーの貼り間違い、またはOpenAI側の残高不足が大半です。OpenAIのBillingでクレジットがあるか確認してください。
- 新着が拾われない:RSSのURLが間違っているか、フィードが空の可能性。ブラウザでURLを開き、XMLが表示されるか確認します。
- 同じ記事が何度も処理される:これは正常な挙動の範囲ですが、Makeが「どこまで読んだか」を記憶します。テストで
Run onceを連発すると重複しやすいので注意。 - 料金が想定より高い:
gpt-4o-miniでも件数×実行回数で積み上がります。実際に私の環境では、1日5件・1日1回で月数十円程度に収まりました(記事の長さやレートにより変動します)。
まとめ
MakeとChatGPTを連携させると、情報収集の「読む前のふるい分け」を自動化できます。要点はこの5つです。
- シナリオを作る
- RSSの「Watch RSS feed items」で新着を監視
- OpenAIの「Create a Chat Completion」で要約
- Google Sheetsやメールに出力
- Schedulingでオンにする
次のアクションとして、まずは1つのRSSで動かし、慣れたら複数フィードに増やすのがおすすめです。集めた要約をブログのネタ帳として活用する流れまで作ると、運用がぐっと楽になります。
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